たちかわ陶器市2026春・訪問レポート:お散歩ついでにとっておきのうつわに出会える素敵なイベントでした!

先日、立川のGREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)で開催された「たちかわ陶器市」に行ってきました。

このイベントは、全国から精鋭の陶芸作家や窯元が集まる工藝マルシェです。
今回は「立川お茶めぐり」や「春の工芸市」も同時開催されており、会場はうつわ選びを楽しむ多くの人々で賑わっていました。

この記事では、今回初めて訪れたスタッフによるレポートをお届けします。
次回のご参考にぜひお読みください!

目次

たちかわ陶器市とは?会場の雰囲気も

たちかわ陶器市とは?

たちかわ陶器市は、立川の複合施設「GREEN SPRINGS(グリーンスプリングス)」で春と秋に開催される、全国の窯元や精鋭の作家が集まる陶磁器の展示販売会です。

心と体の健康をテーマに、うつわの購入やワークショップなどが楽しめる人気イベントです。

2026年春のイベント構成は、主に関東一円から出展する30以上の作家による「工藝マルシェ」のほか、日本各地の珍しいお茶が集まる日本茶イベント「立川お茶めぐり2026春」と日本の手仕事品を集めた「忠之助商店」による春の工芸市が同時開催されました。

【たちかわ陶器市概要】
公式HP :https://tachikawa-tokiichi.com/
開催期間: 2026年3月27日(金)・28日(土)・29日(日)
開催時間: 10:00〜17:00(最終日は16:00まで)
会場: GREEN SPRINGS 2F 街区内(東京都立川市緑町3-1)
入場料: 無料

会場の雰囲気

会場となったGREEN SPRINGSは、水と緑が豊かな開放的な空間。青空の下、白いテントが並ぶ様子はまるで海外のマーケットのようなお洒落な雰囲気です。

一般的な陶器市というと、山積みの器から掘り出し物を探すイメージがありますが、ここは「作家さんの個展」がいくつも集まったような洗練された空間で、一つひとつの作品をゆっくりと眺めることができました。

たちかわ陶器市のメリット・みどころ

アクセスがいいから外出ついでに楽しめる

会場は、立川駅から徒歩7分の商業施設の中という便利な立地。
立川駅は多摩地域最大級のターミナル駅。
周辺にはデパートなど商業施設がたくさん建ち並んで、常ににぎわっています。
駅から歩いてお買い物やグルメなどを楽しむついでに立ち寄れる、便利さは他の陶器市にはなかなかありません。

さまざまなジャンルのうつわに出会えます

春の工芸市では、やちむんや琉球ガラスなども販売

たちかわ陶器市では、「工藝マルシェ」で多彩な作家物のうつわを、「春の工芸市」では伝統的な手仕事品の中に九谷焼なども販売しています。
会場を一回りするだけで、幅広いジャンルのうつわに出会えるのはいいですね。

ちょうどいい規模だからお買い物がしやすい

この陶器市は、数十の出展者という、少なすぎず多すぎない“ほどよい規模”も魅力です。
益子陶器市のように、会場が町全体のような大規模なイベントも楽しいですが、うつわ好きでないと飽きてしまうし、そもそも全部巡るのに1日がかりになってしまいます。

たちかわ陶器市なら、会場を何周か回っても疲れませんし、「あのうつわやっぱり欲しい!」と思ったら引き返せるので、お買い物の後悔もありません!

日本茶イベントなどお買い物以外の楽しみもあります!

うつわの買い物だけにとどまらないのが、この陶器市の良さ。
今回の日本茶のイベントのように、日本茶とお菓子のペアリングを楽しんだり、体験ができるのも楽しいです。

また、春の工芸市では、春を感じるガラスのうつわや限定のデットストック品も販売。
このイベントならではの品物が手に入るのはお得な感じがしました。

たちかわ陶器市で出会った作家さんを紹介

前野達郎

カラフルな色があふれる、前野達郎さんのブース。
お店にいらっしゃた奥様より、北欧(デンマーク、コペンハーゲン)での製作体験があることを伺い、この作風に納得できました。イッタラのティーマなど北欧ブランドのうつわに見られる、シンプルなフォルムとカラーバリエーションの豊富さに1枚ずつ集めたくなってしまいました。

小野美穂 

白と黒のモノトーンのうつわが並ぶ、スタイリッシュな小野美歩さんのブース。
私が足を止めたのは、レースのようなリムのうつわに惹かれたからです。

彫りの技法を駆使して作られているそうで、このうつわに盛り付けたら、いつものおかずも違って見えるのだろうな…と想像してしまいました。それにしても美しいうつわでした。

おだあやこ 

可愛らしい鳥のモチーフのマグカップに思わず近づいてしまいました。
たっぷりサイズのマグカップは、一度にたくさんのコーヒーを飲むカ方やスープカップにいい大きさ!
他にも動物モチーフの作品が並び、好きな動物や表情の作品を見つけるのも楽しいブースでした。

Tellur工房

常にたくさんの方でにぎわっていたのは、Tellur工房 さんのブース。
手仕事のぬくもりがありながらも、主張しすぎないふだん使いしやすいデザインのうつわは、1つあったら食事が楽しくなりそう!
私が気になったのは、土鍋や手つきのうつわなど耐熱性のうつわです。
量産品の調理道具に見られる無機質さはなく、そのまま調理して出せる可愛らしいデザインがいいなと思いました。

アトリエ水無月 

植物や動物をモチーフにした、独創的なうつわを手がける作家さんです。
同じ作家さんが手がけたとは思えないほど、多様な作品の数々は見ているだけでも楽しい!
特にお花をアレンジしたデザインのうつわは、洋食器のような雰囲気もありつつ、和食との相性も良さそう。
個性的でありながら、使いやすいそうなうつわにひかれました。

大槻優美

植物をモチーフにした、絵画のようなハンカチやバックを販売しているブースを発見!
周囲の植物や庭の雰囲気と合っていて、ディスプレイも素敵でした。
ハンカチとして使うのもいいですが、額装して飾りたくなるほど美しいテキスタイルでしたよ。

tatami.boy

畳の魅力を今に伝える、畳職人さんのブースです。
畳の材料を使ったアクセサリーがたくさん並んでおり、外国人の方も興味深そうにのぞいていました。
たたみの“へり”の柄のバリエーションの多さを再認識でき、ブローチなどは使ってみたいなと思いました。

たちかわ陶器市ならではの楽しみ方&注意点

・日にちによって出展者が変わります!スケジュールは要確認!

陶器市というと、全期間を通じて同じ出展者が決まった場所に出展するのが定番ですが、たちかわ陶器市では、日によって出展者の変動があります。
(大半の出展者が3日間連続で出展します!)

お目当ての作家さんがあるなら、いつ出展するのかチェックしましょう。
2026年は金曜日のみや、土日限定の作家さんもちらほらいらっしゃいました。

・休憩場所は充実・キッチンカーもあるからテラスでくつろげます

陶器市で困ってしまうのが、休憩場所。
たちかわ陶器市の場合、商業施設に囲まれた戸外のスペースなので、近隣のカフェやトイレを利用できるのが便利です。

また、広場にキッチンカーが出展しており(イベント関係なく出展しているようです)、
ちょっと休憩したくなったら、買った物をベンチで飲むこともできます。
ベンチもたくさんあるので、座る場所を探してうろうろしなくていいのがいいですよ。

誰でも気軽に行きやすい!都心でカジュアルに楽しめる陶器市でした

今回初めて「たちかわ陶器市」を訪れて感じたのは、器選びのハードルを心地よく下げてくれる、その「親しみやすさ」でした。

駅からすぐの洗練された空間で、作家さんの想いに直接触れながらお気に入りの一枚を探す時間は、日常の中に小さなしあわせを運んでくれます。陶器だけでなく、お茶や工芸品との新しい出会いがあるのもこのイベントならでは。

春と秋、季節ごとに表情を変えるGREEN SPRINGSで、あなただけの「運命のうつわ」を探しに出かけてみませんか?
次回の開催が今から待ち遠しいです。

目次