にわのわの歩き方|うつわ好きが教える、佐倉城址公園でクラフトを楽しむ完全ガイド

千葉の豊かな緑に包まれ、個性豊かな作家さんの手仕事に触れる。「にわのわ アート&クラフトフェア・チバ(以下、にわのわ)」は、単なる販売イベントを超えた、心地よい「庭」のような空間です。

陶磁器、ガラス、木工、皮革……。約100組もの作家が集結するこのイベントは、特に「うつわ好き」にはたまらない魅力が詰まっています。今回は、2026年の開催情報とともに、初めて訪れる方でも迷わず、最大限に楽しむための「歩き方のコツ」を徹底解説します。


目次

「にわのわ」ってどんなイベント?

「にわのわ」の正式名は「にわのわ アート&クラフトフェア・チバ」。2012年にプレ開催され、今や千葉を代表するクラフトフェアとなっています。

その最大の特徴は、出展作家が「千葉にゆかりのある人」に限定されていることです。
「千葉にこんなに素敵な作り手がいたんだ!」という発見があるのはもちろん、作家さん同士の繋がりも深く、会場全体に穏やかな空気が流れています。

会場となる佐倉城址公園のロケーションも相まって、ピクニック気分で楽しめるのもこのイベントの醍醐味です。
近くには、国立歴史民族博物館(歴博)もあり、ちょっとした観光も楽しめます。

にわのわ開催概要
公式サイトhttps://niwanowa.info/
開催日: 2026年6月6日(土)・6月7日(日)
時間: 10:00 〜 16:00
会場: 佐倉城址公園(千葉県佐倉市)
入場料: 有料(中学生以上)
※例年、前売券(500円前後)と当日券(700円前後)が販売されます。
詳細は公式サイトをチェック!


事前準備:チケット購入とマップをチェック

「にわのわ」をスマートに楽しむためには、事前の準備が欠かせません。

チケットは「前売券」が断然おすすめ

入場にはチケットが必要ですが、公式サイトからオンラインで購入できる「前売券」がおすすめです。

メリット: 当日券より割安で、入場もスムーズです。私は、直前の天気予報を確認し、スマホで購入しました。

注意点: スマートフォンでQRコードを表示して入場する形式です。
以前、私はログインパスワードを忘れてしまい、入り口で焦った経験があります。購入時のメールをすぐ出せるようにしておくか、パスワードを控えておきましょう。

マップは「デジタル」が基本

環境保護の観点から、会場での紙マップ配布はありません。

公式サイトで事前に公開されるマップをスクリーンショットして保存しておくか、会場入り口に掲示される大きなマップをスマホで撮影しておくのが「にわのわ流」の歩き方です。
お目当ての作家さんのブース番号を事前にチェックしておくと、迷子にならずに済みますよ。


アクセス:知っているとちょっと楽な「バス停選び」

会場の佐倉城址公園へは、京成佐倉駅またはJR佐倉駅から向かいます。
徒歩だと20分以上かかるためバスの利用が一般的ですが、ここで一つ重要なポイントがあります。

バスを利用する際は、「国立歴史民俗博物館」バス停で下車してください。
一つ手前の「国立博物館入口」というバス停もありますが、そこからだと会場まで5分ほど余計に歩くことになり、しかも地味な上り坂が待っています。

会場内は広く、お買い物で荷物も増えるため、少しでも会場に近いバス停を選ぶのが正解です。
※系統によっては停まらないバスもあるため、時刻表をよく確認してくださいね。

また、「にわのわ」専用の駐車場はありません
国立歴史民俗博物館、佐倉市民体育館など、近隣の施設には絶対に駐車をしないでくださいね。
京成佐倉駅は都内からのアクセスがいいので、ぜひ公共交通機関で訪れましょう!


実践!にわのわを120%楽しむ「歩き方」3選

会場に到着したら、いよいよ散策開始です。
私の経験から導き出した、後悔しないためのポイントをまとめました。

① 「ちょうどいい規模感」を活かして2周する

益子や有田などの大規模な陶器市は、一日で全てを見るのは至難の業ですが、「にわのわ」は公園一箇所が会場。
出展数も約100と、徒歩でぐるりと一周できる「ちょうどいい規模」です。

  • 1周目: 全体をさらっと見て回り、ビビッときた作品や気になる作家さんをチェック。
  • 2周目: 候補を絞ってじっくり手に取り、作家さんとお話ししながら購入を決める。

「さっきのブースに戻りたい」と思ってもすぐ戻れる距離感は、優柔不断なうつわ好きにとって最高の環境です。

② ジャンルを越えた「手仕事」に触れる

うつわライターとして陶磁器をメインに見ていますが、「にわのわ」はガラス、木工、布製品、革小物、さらにはアートオブジェまでジャンルが多岐にわたります。
「今日はうつわを買う!」と決めていても、ふと目に留まった木製のカトラリーや、繊細なガラスのコースターに心を奪われるのがこのイベントの醍醐味。
ぜひ、特定のジャンルに縛られず、全てのテントを覗くつもりで歩いてみてください。

③ フードエリアは「ピクニック」として楽しむ

フードブースも千葉の人気店が集結しており、非常に充実しています。カレーやサンドイッチ、こだわりのコーヒーや焼き菓子など、目移りしてしまいます。
会場には「ひだまりエリア」などの休憩スペースがあります。
レジャーシートを持参して、木陰でおいしい食事を楽しみながら、手に入れたばかりの戦利品を眺める……。そんな贅沢な時間が、「にわのわ」の正しい過ごし方です。


おすすめの作家さんを一部紹介します!

私がこれまでの訪問で特におすすめしたいと感じた作家さんを一部ご紹介します。

楠田純子(陶磁器):https://www.instagram.com/junko_kusuda/

幾何学模様のようなデザインなど、多様な作品が並ぶ楠田さんのブース。
私は、以前から気になっていた、りんごの鉢を購入しました!
落ち着いた色合いなので、どんなメニューも映えるのです。
食べ終わった後に表れる“りんご”の柄に癒やされています。

iiDA Woodturning(木工):https://www.instagram.com/iida_woodturning/

スタイリッシュで美しいフォルムの木工作品。飾っておきたくなるような佇まいが素敵です。
木目によるオンリーワンの模様や、木の種類で異なる色などの違いを比べながら選ぶのは楽しいです。

大竹こずえ(陶磁器): https://www.instagram.com/coz.ceramics/

ニュアンスのある優しい色彩と、手に馴染むマットな質感が魅力。
カラーバリエーションもアイテムも豊富で、色違いで組み合わせて使いたくなりますね!

市川恵大(陶磁器): https://www.instagram.com/ichikawa_keita/

ブルーのグラデーションが美しいうつわの数々。波のようなレリーフのある角皿もあり、海や湖など自然を感じます。
どれも少し深さがあり、食材が盛り付けやすそう。
一見、アートのようなデザインですが、とても実用的ですね。

硝子屋 PRATO PINOhttps://www.instagram.com/prato_pino_shop/

ご夫婦で活動している硝子屋 PRATO PINOさん。
手仕事の味わいもありつつ、プロダクトのようなスタイリッシュさも感じるガラスのうつわはどれも素敵。
グレーやブラウンのガラスは陶磁器との相性も良さそうですね!


日常を彩る“お気に入り”を探しに「にわのわ」に行ってみませんか

帰りに「歴博」によるのもいいですよ!

都心から1時間ちょっと。佐倉城址公園の緑に包まれながら過ごす一日は、日々の忙しさを忘れさせてくれる最高の休日になります。

「にわのわ」は、作り手の想いに直接触れ、自分の暮らしを彩る道具探しを楽しめるイベントです。
うつわ好きの方はもちろん、家族や友人とピクニックがてら訪れるのもおすすめ。
また、5月の連休に陶器市に参戦できなかった方もここでリベンジするのもいいですよ。

会場の佐倉城址公園自体がとても広大で、見どころも満載!
また、日本の歴史を深く学べる「国立歴史民俗博物館」もあるので、あわせて巡れば充実のプチ旅行になります。

歩きやすい靴を履いて、お気に入りのエコバッグを持って。
あなただけの素敵な出会いを探しに、佐倉へ出かけてみませんか?


【にわのわ 攻略チェックリスト】
チケット: 前売券を事前購入。スマホの充電もフルに!
アクセス: バスは「国立歴史民俗博物館」下車を死守。
持ち物: レジャーシート、エコバッグ、水分補給用の飲み物。
コツ: 1周目で目星をつけ、2周目で運命の出会いを。

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