「味の狭山茶」を次世代へ – 宮野園が守り、育てる日本の茶文化

「色は静岡、香りは宇治よ、味は狭山でとどめさす」
この狭山茶摘み歌に歌われるように、「狭山茶」は「静岡茶」「宇治茶」と並び、日本三大茶の一つとして知られています。
その産地である埼玉県狭山市は、都心からわずか一時間ほどの距離にありながら、日本の伝統的な茶文化が息づく場所です。
この地で一世紀以上にわたり、狭山茶の製造販売を手掛けているのが、宮野園です。
宮野園が大切にしているのは、「お茶」を単なる飲み物としてではなく、人と人との繋がりを育む「コミュニケーションツール」として捉えること。
忙しい現代だからこそ、急須に茶葉を入れ、お湯を注ぎ、香り高い一杯をゆっくりと味わう時間。
そのひとときが、私たちに心のゆとりと、大切な人との温かい会話をもたらしてくれると信じています。
「味の狭山茶」が持つ唯一無二の魅力
狭山茶の最大の特徴は、茶葉の厚さから生まれるコクのある深い味わいと強い味です。
この個性は、寒い冬を越え、じっくりと栄養を蓄えることで育まれた狭山ならではのもの。
さらに、宮野園ではこの茶葉の魅力を最大限に引き出すため、「狭山火入れ」と呼ばれる独特の焙煎方法を施しています。
これにより、茶葉が持つ本来の力強い味に加え、風味豊かな香ばしさが加わり、唯一無二の狭山茶が完成します。
五感で楽しむ、宮野園の「日本茶体験」
宮野園の魅力は、単に質の高い狭山茶を販売しているだけではありません。
訪れる人々が、自らの手で茶摘みをし、お茶の文化を肌で感じられる、様々な体験メニューが用意されています。
- 茶摘み体験

毎年5月上旬から11月上旬にかけて行われる「茶摘み体験」は、都会では味わえない貴重な時間です。
お茶摘みのレクチャーを受けた後、広大な茶畑で茶葉を摘みます。
赤い前掛けの可愛らしい衣装をレンタルすれば、気分はもうお茶娘。
自分で摘んだお茶は格別で、その場で揚げた「お茶の葉の天ぷら」も試食できます。
普段、何気なく飲んでいるお茶が、どのような場所で、どのように育まれているのかを五感で感じられる、忘れられない体験となるでしょう。
- お抹茶体験

日本の伝統文化である「茶道」をもっと気軽に、楽しく体験できるのが「お抹茶体験」コースです。
このコースでは、茶臼で抹茶をひくところから体験がスタートします。
茶葉が少しずつ抹茶になっていく過程は、まるで魔法を見ているかのよう。
ひきたての抹茶をかけたバニラソフトクリームも楽しめます。
また、伝統的な茶道を学ぶだけでなく、「抹茶アート」にも挑戦できるため、子供から大人まで、日本の美意識と遊び心を同時に感じることができます。
宮野園では、このほかにも「おもてなしのお茶の淹れ方」や「お茶の鑑定講座」、「日本茶販売のプロ養成講座」などさまざまな講座があります。
日本茶をもっと極めてみたい方は、自分の関心にあった講座にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
お茶から生まれる、幸せなコミュニケーション

宮野園が何よりも大切にしているのは、「誰と一緒に楽しむか」という価値観です。
どんなに高価なお茶も、一人で飲むより、大切な人と分かち合うことで、その味わいは何倍にも深まります。
宮野園の体験メニューは、まさにその哲学を体現しています。
家族や友人と一緒に茶摘みをし、協力して抹茶をひく時間。そこには、自然と笑顔と会話が生まれます。
宮野園は、そんな温かいコミュニケーションのきっかけを、お茶というツールを通じて提供しています。
1世紀以上にわたり、狭山茶の味を守り続けてきた宮野園。
その歴史と伝統は、単にお茶の製造技術だけでなく、お茶を通じて人と人との繋がりを大切にする、温かい心にも支えられています。
忙しい時代だからこそ、ほんの少しの時間をお茶とともに過ごすこと。それは、私たちの心を落ち着かせ、日常に小さな幸せをもたらしてくれます。
宮野園は、そんな「お茶のある豊かな暮らし」を後世に伝えていくために、今日も美味しいお茶を作り続けています。
あなたも東京から一番近い日本三大茶産地、狭山で、お茶が持つ深い魅力と、温かいコミュニケーションの時間を体験してみてはいかがでしょうか。
【宮野園について】
住所:埼玉県狭山市北入曽25-2
公式HP:https://miyanoen.com/
体験についてはこちら→https://miyanoen.com/interest/

