こんにちは!御縁座・編集部スタッフです。
深まる秋の気配とともに、木々が美しく色づく11月。
全国各地の焼き物の里や広場では、作り手の想いが詰まったうつわに出会うことができる、心躍るシーズンがやってきます。
ただお買い物をするだけでなく、その土地の空気や紅葉を楽しみ、作り手の人柄に触れながら新しい「ご縁」を結ぶ。
そんな贅沢な秋の週末を過ごしてみませんか?
今回は、文化の日を中心とした2026年11月初旬に開催される、特色豊かな陶器市・クラフトフェアをご案内します。
2026年11月前半開催:おすすめの陶器市・クラフトフェアを紹介
美山CRAFT WEEK(鹿児島)10月31日(土)〜11月8日(日)

400年以上の歴史を誇り、薩摩焼発祥の地である東市来町美山。
「美山CRAFT WEEK」は、個人周遊・店舗訪問型の企画として実施されています。
期間中は、各店舗にて薩摩焼のほか、木工製品やガラス製品などが割引価格で並びます。
400年窯での窯焚きや陶芸体験も開催予定。このほかにも、オリジナルの手ぬぐいや産直野菜の販売、玉山神社の御朱印の配布など、うつわ以外のお楽しみもたくさんあります。
秋の静かな里山で、特色ある窯元巡りを心ゆくまで楽しんでみませんか。
日程: 2026年10月31日(土)~11月8日(日)
場所: 日置市美山各窯元にて(鹿児島県日置市東市来町美山)
アクセス:
〈自動車〉南九州西回り自動車道「有料道路美山」IC下車すぐ
〈鉄道〉鹿児島本線「東市来」駅より約3km
公式URL: https://www.city.hioki.kagoshima.jp/kanko/matsurieventcalendar/miyama-craft-week.html
京都やきものWeek わん椀ONE展(京都)11月1日(日) 〜 11月11日(水)

清水焼発祥の地である五条坂・茶わん坂の町おこしプロジェクトの一環として開催されるイベントです。
開催場所は五条坂・茶わん坂の地域だけでなく、京都市内一円に及びます。特別展示やシンポジウム、講演会、お茶会等、多様な催しが目白押しです。
なかでもメインイベントの「わん椀ONE展」は、140点を超える京焼清水焼の作家による作品が並ぶ特別な展示。
ふだんは、なかなか手に取ることができない、多彩なうつわに触れる貴重な機会ですよ。
京都の紅葉が最も美しい時期なので、観光を兼ねてゆっくりと足を運んでみてはいかがでしょうか。
日程: 11月1日(日)~11月11日(水) 10:00〜17:00
場所: 五条坂・茶わん坂
アクセス:
〈公共交通機関〉
(1)JR京都駅より市バス100・202・206・207「五条坂」停留所下車
(2)阪急「河原町」駅より市バス207「五条坂」停留所下車、
または市バス4・17・205「河原町五条」停留所下車徒歩5分(京都駅よりタクシー約10分)
公式HP: https://vessel.kyoto/11110/
鍋島藩窯秋まつり(佐賀)11月1日(日)〜11月5日(木)

「伊万里焼」のメインの里である、伊万里市の大川内山。
江戸時代より今なお鍋島藩窯の伝統技術を受け継ぎ、「秘窯の里」と呼ばれています。
春の窯元市とは異なり、秋は先人の陶工達に感謝する目的で開催され、日峯社奉納式や鍋島献上の儀、筆供養など歴史ある行事が行われます。
同時に窯元市や買い物スタンプラリーも開催され、国の史跡に指定されている美しい景観を眺めながら、散策も楽しめます。
町中には壁にタイルが埋め込まれていたり、古い窯の跡が残っていたりと、焼き物の産地ならではの風情がたっぷり。
どこか懐かしい、タイムスリップしたような空間で心をととのえてみませんか。
日程: 11月1日(日)~11月5日(木)
場所: 伊万里市大川内山一帯
アクセス:
〈自動車〉長崎自動車道「高速武雄北方IC」下車約30分
〈公共交通機関〉JR「伊万里」駅より西肥バス「大川内山」行き約15分
公式サイト: https://imari-ookawachiyama.com/
姫路 全国陶器市(兵庫)10月30日(金)〜11月3日(火・祝)

秋の行楽シーズンに、姫路の城下町で開催される大規模な陶器市です。
全国のやきもの産地から集まった選りすぐりの陶器が、お買い得価格で展示販売されます。
会場内では“全国陶器作品展”をはじめ、例年人気のろくろ体験や絵付け体験コーナーなど、うつわの魅力を身近に感じられるイベントが行われます。
気になる方は、姫路市のホームページ経由で事前申し込みをチェックしてみてくださいね。
日程: 10月30日(金)~11月3日(火・祝)10:00~17:00
場所: 大手前公園(兵庫県姫路市本町68)
アクセス:
〈公共交通機関〉JR・山陽電鉄「姫路」駅より徒歩約10分
〈自動車〉山陽自動車道「山陽姫路東」ICより約15分
案内URL: 姫路市HP
益子秋の陶器市(栃木)10月31日(土)〜11月3日(火・祝)

首都圏で開催される陶器市の中でも、最も規模が大きな陶器市といわれる益子陶器市。販売店約50店舗のほか、約500ものテントがずらりと並びます。伝統的な益子焼だけでなく、全国から若い作家や窯元が集結し、多彩なジャンルのうつわや雑貨に出会うことができます。
会場はとても広大なため、事前に出店マップをチェックしてルートを決めておくのがおすすめ。うつわ好きならお隣の笠間とあわせて巡る、よくばりな旅にするのも素敵ですよ。
日程: 10月31日(土)~11月3日(火・祝)9:00~17:00(最終日は16:00)
場所: 益子町内各所(城内坂、サヤド地区中心)
アクセス:
〈自動車〉北関東自動車道「真岡」ICまたは「桜川筑西」IC
〈鉄道〉真岡鐵道「益子」駅より徒歩15分
公式サイト: 益子町観光協会
陶と暮らし。(茨城)10月31日(土)〜11月3日(火・祝)

「手作りの陶器を暮らしにもっと取り入れてほしい」という温かな想いから名づけられたイベント。
各作り手がそれぞれの新作を含む多数の笠間焼を展示販売します。
作り手の顔や言葉を直接感じられるのがこのイベントの醍醐味です。公園内の広場に約80のブースが集まり、ピクニック気分でリラックスして楽しめます。
首都圏からのアクセスもよく、美味しいフードブースもあるので、ご家族や友人とのお出かけにぴったりです。
日程: 10月31日(土)~11月3日(火・祝)9:00~16:00(最終日~15:30)
場所: 笠間工芸の丘特設会場(茨城県笠間市笠間2388-1)
アクセス:
〈自動車〉北関東自動車道「友部」ICまたは常磐自動車道「友部スマート」IC
〈鉄道〉JR水戸線「笠間」駅または「友部」駅より会場までシャトルバスあり
公式サイト: 陶と暮らし。
HASAMI no WA(長崎)10月31日(土)〜11月3日(火・祝)

波佐見の商業組合と工業組合が合同で開催する、秋の波佐見町の一大イベントです。
GWの「波佐見陶器まつり」に続く、町で2番目に大きな陶器市です。
会場のやきもの公園には、飲食店やキッチンカー、楽しいワークショップなどが並びます。
カラフルでポップ、モダンな波佐見焼が一堂に会し、春よりも少しゆったりとした空気の中でのお買い物が楽しめますよ。
お得なアウトレット商品も並ぶため、ファンには見逃せないイベントです。

日程: 10月31日(土)~11月3日(火・祝)9:00~17:00
場所: やきもの公園(長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷22)
アクセス:
〈自動車〉西九州自動車道「波佐見・有田IC」または長崎自動車道「嬉野IC」
〈公共交通機関〉JR佐世保線「有田駅」よりバスなど
公式Instagram: HASAMI no WA
秋の砥部焼まつり(愛媛)11月7日(土)〜11月8日(日) ※予定

砥部焼の窯元約66軒による対面販売が行われ、職人さんとおしゃべりを楽しみながらお気に入りの作品をじっくり選ぶことができる陶器まつりです。
会場では絵付け体験やステージイベント、窯元インタビュー、砥部焼オークションなどの楽しい催しが盛りだくさん。
特産品が並ぶグルメコーナーもあり、家族みんなで一日中楽しめます。道後温泉など松山観光とセットで計画するのもおすすめです。
日程: 11月7日(土)~11月8日(日)予定 9:00~17:00(最終日は16:00まで)
場所: 砥部町陶街道ゆとり公園(愛媛県伊予郡砥部町千足400番地)
アクセス:
〈自動車〉松山自動車道「松山」IC約10分
〈公共交通機関〉JR「松山」駅などからバスを利用
公式サイト: いよ観ネット
壺屋やちむん通り祭り(沖縄)10月31日(土)〜11月1日(日)

毎年秋に開催される、沖縄・壺屋の温かさがぎゅっと詰まったお祭りです。
通り沿いの各店舗での割引販売はもちろん、伝統的な「壺屋まちまーい(窯元・史跡めぐり)」のガイドや三線ライブ、路上での出店などが賑やかに行われます。
子ども向けのクイズラリーなども開催され、期間中は壺屋焼物博物館が無料開館。
沖縄の豊かな文化や歴史に触れながら、お気に入りのやちむんを探してみませんか。
日程: 10月31日(土)~11月1日(日) 10:00~18:00(交通規制12:00~17:00)
場所: 壺屋やちむん通り・すーじ小通り(沖縄県那覇市)
アクセス:
〈自動車〉那覇空港から車で約20分
〈公共交通機関〉沖縄都市モノレール「牧志」駅から徒歩10分
公式サイト: 那覇市 壺屋焼物博物館
小砂焼 秋の陶器市(栃木)11月上旬の週末2日間

小砂焼の窯元である「藤田製陶所」の広場を会場に開催される、アットホームな陶器市です。
町内外の窯元による個性豊かな逸品が、お手頃価格で並びます。
会場名物の、つきたてで柔らかいお餅は、あまりの美味しさに毎回あっという間に完売してしまうほどの人気ぶり。
少し珍しい小砂焼の温もりを感じながら、里山の秋の景色とともにのんびりとした時間を過ごしてみてくださいね。

日程: 例年11月初旬の週末
場所: 藤田製陶所入口広場(栃木県那須郡那珂川町小砂2710)
アクセス:
〈公共交通機関〉JR「氏家駅」東口から関東バス乗車、「道の駅ばとう」下車後タクシーで約10分ほか
〈自動車〉東北自動車道「矢板IC」から約50分
公式サイト: 那珂川町観光協会
気候のいい秋は、あたたかな手仕事のぬくもりにに出会える最高の季節です。
旅行や里山散策を兼ねて、心惹かれるうつわを探しに出かけてみませんか?
次回は、11月中旬以降に開催される陶器市の情報をお届けします。どうぞお楽しみに。

