石川県は、九谷焼や金箔、加賀友禅、輪島塗、珠洲焼など、さまざまな伝統工芸品で知られています。
その中心地である金沢には、工芸品を扱うお店が多く、特にひがし茶屋街など観光名所に充実しています。

今回は、そんな工芸の宝庫、金沢で心ひかれるうつわや工芸品と出会う旅をご紹介します。
実際に現地を訪れたスタッフの経験をもとに、素敵な工芸品店巡りのモデルコースをまとめてみました。
いつかの旅の参考に、ぜひお読みいただけると嬉しいです!
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金沢駅を拠点に、徒歩やバスで主要な観光地を効率良く回れるのが金沢の魅力。
たった2日間でも、陶器から漆器、金箔製品、さらには錫製品まで、多様な工芸品をじっくり見て回ることができます。
うつわ巡りを楽しむなら、主に以下の3つのエリアを訪れるのがおすすめです。
ひがし茶屋街エリア:趣のある茶屋が並ぶ人気の観光地のため、工芸品を扱うお店の数は多いです。
若手作家の作品を扱うモダンな店や、アンティークショップが点在しています。
金箔の専門店もあり、ワークショップなども体験できることも。
長町武家屋敷街エリア:歴史的な街並みが美しい、落ち着いた雰囲気のエリア。
創業1800年代の老舗から、センスの光る新しい店まで、九谷焼の専門店が充実しています。
21世紀美術館エリア:現代アートと伝統工芸が融合する新しい風を感じられるエリア。
美術館のショップやセレクトショップでは、モダンで洗練されたデザインのうつわや雑貨が見つかります。
美術館から少し足を伸ばすと、昔からある漆器店(能作)や九谷焼専門店(北山堂)などがあります。
各エリアのおすすめショップ
【ひがし茶屋街エリア】
金澤しつらえ:https://premium.hakuichi.co.jp/

金箔の「箔一(はくいち)」が運営する工芸品のセレクトショップで、カフェも併設しています。
金沢市指定保存建造物に指定された茶屋建築を改装した店内には、加賀友禅、山中漆器、金沢箔、加賀象嵌、大樋焼、加賀繍など、石川県の工芸品が幅広く展示・販売されています。
九谷焼では、人間国宝や文化勲章受章者などの著名作家から、若手作家までさまざまな作品を見ることができます。
静かで落ち着いた店内は、ギャラリーのよう。
茶屋街のはじまり地点にあるため、散策のスタートに情報収集してから行くのがいいかもしれませんね。
玉匣(たまくしげ):https://shop.tamakushige.com/

若手作家の個性的な作品に出会えるセレクトショップ。
ガイドブックに必ずと行っていいほど掲載されている人気のお店です。
比較的、陶芸作品が多いですが、漆器やガラス、染織など幅広いジャンルの商品を取り扱っています。
ここでしか見られないユニークな作品が多く、お土産にも喜ばれそうです。
アンティーク山屋:https://www.kanazawa-yamaya.jp/

ひがし茶屋街では珍しい、アンティークショップです。
イギリスやフランスのティーカップから、和骨董まで幅広くそろっています。
観光地のせいか入りやすく、手の届きやすい価格のものもあり、初めて骨董店に行く方にもおすすめです。
品ぞろえが常に変わるので、リピートしたくなりますね。
能加万菜THE SHOP 東山(のうかばんざい ザ ショップ ひがしやま):https://noukabanzai.jp/

金沢の食文化と工芸をテーマにしたセレクトショップ。
器だけでなく、地域の食材やお菓子も並んでいるので、金沢の「美味しい」をまとめて楽しめます。
食器や工芸品もユニークな物が多く、ここでしか出会えない作品が魅力です。
私はここで見かけたガラスの鏡餅が後日どうしても欲しくなり、都内で購入できるお店を探して手に入れました。
縁煌(えにしきらめき):https://www.enishira.co.jp/

金沢の伝統工芸品を扱うセレクトショップ。
金箔を使った美しい器やアクセサリーは、見ているだけでも心躍ります。
店内では、随時作家さんによる個展を開催。
作品鑑賞とともにお買い物も楽しめます。
八百萬本舗(やおよろずほんぽ):https://www.yaoyoroz-honpo.jp/

ひがし茶屋街から少し離れた場所にある、個性的なセレクトショップ。
「八百萬のヒト・モノ・コトが集まる場」をコンセプトに明治時代の町家をリノベーションした店内には、さまざまなジャンルの複数のお店が集結。北陸に関する食品や工芸品、生活雑貨までさまざまな商品がそろいます。
器関係では、白1色のモダンな九谷焼や印判の豆皿などの手頃な骨董品も販売。
クタニシールのワークショップなども開催しているようなので、旅の思い出作りにいいですね。
【長町武家屋敷街エリア】
鏑木商舗(かぶらきしょうほ):https://kaburaki.jp/

1822年創業の老舗九谷焼専門店。
武家屋敷の風景になじむ味のある日本家屋には、靴を脱いで入店。
広大な料亭のような店内には、伝統的なデザインからモダンなものまで、さまざまなスタイルの九谷焼の作品がそろいます。
特にいいなと思ったのが、底の部分が九谷焼のワイングラス。
ガラスと華やかな絵付けの時期の組み合わせが美しく、旅の記念やプレゼントに良さそう!
また、バンクシーなどのコラボ商品もあり、品ぞろえの豊富さは圧巻でした。
本田屋食器店(ほんだやしょっきてん):https://www.instagram.com/hondaya_syokkiten/

店主のセンスでセレクトされた、モダンな九谷焼を豊富に扱っています。
特にオリジナルのうつわは、他では見られない洗練されたデザインが光ります。
また、和柄のテーブルランナーなど、雑貨類も素敵な物ばかり。
ディスプレイも素敵で、テーブルコーディネーターさんやうつわ好きさんにおすすめのお店です。
【21世紀美術館エリア】
21世紀美術館 ミュージアムショップ:https://www.kanazawa21.jp/

アートと融合したモダンなデザインの九谷焼や、金箔のペーパープレートなど、お土産に最適なアイテムが手に入ります。
美術館の鑑賞と合わせて立ち寄るのがおすすめです。
私は、九谷焼の柄を再現した紙皿を購入。
かさばりませんし、九谷焼の勉強にもなるのでいいなと思いました!

gift:https://www.gift-hokuriku.jp/

北陸3県のセレクトショップ。
石川県だけでなく、富山県や福井県の工芸品も取り扱っており、地域の多様な魅力を発見できます。
私が気になったのは、ふたが九谷焼になっているボトル。
食品も扱っており、お土産選びにいいショップです。
金沢で工芸品探しの旅をしてみませんか~観光地にある魅力的な工芸店を巡ろう
金沢の街は、歩くほどに新たな発見があります。
歴史的な街並みの中に溶け込むように、個性豊かな工芸店が点在しており、まるで宝探しをしているような気分に。
陶器、漆器、金箔といった伝統的な工芸品から、若い作家の感性が光るモダンな作品まで、様々なうつわとの出会いが待っています。
今回ご紹介したショップ以外にも、金沢には魅力的なお店がまだまだたくさんあります。
それぞれのエリアをじっくり巡りながら、お気に入りの一品を見つけてみてください。
そして、旅の後にオンラインショップを利用すれば、帰宅後も金沢のうつわなどを買い足すことができます。
金沢での工芸品店巡りは、単なる買い物ではなく、職人の技や歴史、そして人々の暮らしに触れる貴重な体験になります。
ぜひ、金沢を訪れる際は、心ときめくうつわを探す旅に出かけてみませんか。

