【大村獅子舞】地域に息づく民俗芸能の力|歴史と特徴、魅力に迫る!

こんにちは。
今回は、長崎県大村市に伝わる「大村獅子舞」について。

「大村獅子舞」は、明治初期前後に矢上村(現在の長崎市東長崎地区)から師匠を招き、当時の諫早丁(現在の東本町・旭町一帯)に伝わったのが始まりとされます。
以来140年以上にわたり、地域の人々に受け継がれてきた民俗芸能です。

今回、和プロジェクトのロゴ制作をお願いしたご縁で出会ったのが、デザイナーであり「大村獅子舞保存会」としても活動されている北村満宏さんです。
デザインを介して結ばれたつながりから、北村さんが大切に守り続けている大村獅子舞という民俗芸能の存在を知りました。

私自身はまだ現場でその舞を体感できていませんが、北村さんのお話を伺う中で、この獅子舞が地域の人と人をつなぎ、世代を超えて育まれてきた営みであることを強く感じました。

今回の記事では、実際に現地を訪れてお話を伺って感じた、大村獅子舞の魅力をご紹介したいと思います。

太鼓と笛に合わせて勇壮に舞う獅子(昭和58年)
目次

大村獅子舞 とは・その起源や魅力について詳しく解説します!

大村獅子舞の起源と歴史

獅子頭のアップ(赤い顔と黒い鬣が印象的)

大村獅子舞は、明治初期前後に矢上村(現在の長崎市東長崎地区)から獅子舞の師匠を招き、当時の諫早丁(現在の東本町の通称・旭町)一帯に伝授されたのが始まりとされます。

以来、140年余りにわたり続いてきた大村市の伝統芸能であり、祭礼や地域行事の場で披露され、人々の暮らしと共に歩んできました。

1957年7月25日の諫早大水害により、道具類の大半が失われ、一時は中断を余儀なくされました。
現在は、皇大神宮神社(こうたいじんぐうじんじゃ)の拝殿内で稽古し、おまつりやイベントなどで披露しています。

子どもから大人へ、受け継がれる舞

稽古風景

大村獅子舞は、単なる民俗芸能という枠を超えて「地域の人と人をつなぐ場」として機能しています。
練習場には子どもから大人までが集まり、太鼓や笛の音に合わせて獅子が舞う。
世代を超えて同じリズムを刻むその光景は、地域の温かさや誇りを象徴していると北村さんは語っていました。

危機感から始まった保存活動

ユニークな名刺を手に、広報活動を行っています

一時は継承者不足で存続が危ぶまれた時期もありました。
しかし「誰もやらなければ、なくなるだけ」という危機感から、北村さんたちはポスター制作やSNS発信、学校訪問など多方面での活動を展開。
そこから少しずつ子どもたちも参加するようになり、再び息を吹き返そうとしています。

地域とともに歩む文化

皇大神宮神社での元旦祭

獅子舞は祭礼や地域の節目に登場し、人々の暮らしと寄り添いながら存在してきました。
華やかさだけでなく、日々の営みの中で続いてきたからこそ、地域に根ざした本物の文化として受け継がれているのだと感じます。

これからの楽しみ~末永く受け継がれることを願って

今回は北村さんのお話を通じて、大村獅子舞の魅力をイメージすることしかできませんでしたが、次はぜひ現場を訪れ、その舞の迫力や温度を五感で感じたいと思います。
きっとそこには、言葉では伝えきれない「地域の鼓動」が宿っているはずです。

皆さんも、大村近辺にお寄りの際は、獅子舞を見にイベントなどに足を運んでみてはいかがでしょうか。

大村獅子舞についてはこちらもご覧下さい!
大村獅子舞保存会Instagram:https://www.instagram.com/omura.shishimaihozonkai/


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