雑司が谷「ふゆの陶器市」参戦レポート!都心の神社で開催される小さな陶器市の魅力を紹介します

こんにちは。
今回は、毎年1月に開催される「ふゆの陶器市」について紹介します。

池袋から徒歩10分ほどの場所にある、歴史ある街・雑司が谷。
陶器市が少ない冬に行われる「ふゆの陶器市」が、今年も大鳥神社の境内で開催されました。

この記事では、うつわ好きのスタッフが初めて訪れた様子とその魅力を詳しくレポートしています。
毎年同じ時期に開催されるので、次回の参考にお読みください!

目次

ふゆの陶器市とは

毎月「鬼子母神堂」と「大鳥神社」で開催されている『雑司ヶ谷手創り市』。
1月のみ手創り市内のイベントとして、大鳥神社で開催される小規模な陶器市です。
有田や益子陶器市などの大規模陶器市とは異なり、作家さんの個性豊かな作品に直接出会えるのが魅力です。

ふゆの陶器市 2026開催概要】
公式HP:https://tezukuriichi.com/home.html
会期:2026年1月17日(土)・18日(日)
時間:10:00 ~ 16:00
会場:大鳥神社(東京都豊島区雑司ヶ谷3-20-14)
アクセス:副都心線「雑司が谷駅」・都電荒川線「鬼子母神前停留場」より徒歩2分

ここが魅力!「ふゆの陶器市」3つの見どころ

約30名の作家と出会う、濃密で「こじんまり」した空間

出展数は約30ブース。大規模な展示会とは異なり、一人ひとりの作家さんとじっくり対話できる距離感の近さが魅力です。
作品の裏側にあるストーリーを聞きながら選ぶうつわは、日常の食卓をより豊かなものに変えてくれます。

詳細な出展者リストは、手創り市の公式ブログ(JUGEM)で事前に公開されるので、お目当ての作家さんをチェックしておくのがおすすめです。

また、小規模なイベントなので、「もう1度あのブースに行きたい!」と1度見たブースを再訪したり、会場を何周もできるのが楽しいです。

うつわを買うだけじゃない!魅力的な2つの体験を楽しむ

①甘酒部:作家物のうつわで甘酒を味わう

nana takizawaさんのカップで甘酒を堪能。布のコースターも選べます。

このイベントならではの楽しみが、「甘酒部」です。
なんと、実際に出展作家さんの器を使って甘酒を試飲できるというもの。
見た目の美しさだけでなく、口当たりや手に持った時のフィット感などを確かめることができる、うつわ好きにはたまらない企画です。

私は、nana takizawaさんのカップをチョイス。ゆがんだようなフォルムとホウロウのうつわによく見られるドット柄にひかれました。

実際持ってみると、表面のデコボコがいい感じに指になじみとても持ちやすかったです。
取っ手がなくても形次第で、持ちやすさが変わることを実感できました!

②暮らしを繕う「金継ぎ」ワークショップ

会場では、割れたり欠けたりしたうつわを修復する「やさしい簡易金継ぎの教室」も開催。
お気に入りのうつわを長く大切に使い続けるための技術を短時間で習得できるのはいいですね。
「うつわを買う」だけでなく「うつわを育てる」視点に出会えるのも、この市の素敵なところです。

鬼子母神「手創り市」と「七福神めぐり」をセットで楽しむ

鬼子母神堂

大鳥神社からほど近い「鬼子母神堂」でも『雑司ヶ谷手創り市』が同時開催。
この日ばかりは、街全体が手仕事の熱気に包まれます。

また、会場の大鳥神社は「雑司が谷七福神」の恵比寿神を祀るパワースポット。
近隣の寺社を巡りながら、冬の開運散歩をあわせて楽しむのが通な過ごし方です。

手創り市では、アクセサリーや革製品、木製のオブジェや洋服、食品まで多彩な手仕事のブースが集結。
さらに、新年からすぐの時期であるので、神社の屋台もあり、初詣気分でお買い物ができるのもこのイベントならでは。
うつわ好きさん以外も楽しめるので、家族や友人を誘って行くのもおすすめですよ。

ちなみに、私はパンとドリップコーヒーをお土産に購入しました。

鬼子母神の入口には、陶器市の案内もあります。ぜひ両方行ってみましょう!

「ふゆの陶器市」の出展ブースを紹介

最後に一部の出展作家さんのブースの様子を紹介します。
量販品にはない魅力的なうつわばかりで目うつりしました~。

賀来瞳さん (https://www.instagram.com/hitomi_kaku_/)

カラフルでポップな作品が並ぶブースに、つい足を止めてしまいました。
トランクなどを使ったディスプレイも素敵で、私が特に気になったのは、マーブル柄のうつわ。
厚みがあるので、丈夫で口当たりも良く、実用的でもあるのが魅力。
また、気になる作家さんに出会えました。

MARIKO KONISHI (https://www.instagram.com/marikoni_pottery/)

たらこパスタのような?ちょっと赤味のあるピンクのうつわが目を引くブース。
うつわの色合いとマッチした、チューリップを使ったディスプレイも個性的でした。
写真のステムが個性的なゴブレットは、花器にしても良さそう。

原田敬子さん (https://www.instagram.com/bulb_heart/)

白を基調とした、上品なたたずまいのうつわの数々。
私が気になったのは、白地に貫入が細かく入ったボウル。
どんなメニューにも合いますし、手持ちのうつわと合わせて使えるのがいいなと思いました。

千葉 こずえさん (https://www.instagram.com/cozue_chiba/)

口の小さなオブジェのような花瓶にひかれ、立ち寄りました。
お花を1輪挿して使うのもいいですが、そのまま置くだけで絵になる姿が素敵。
飽きずに長く愛用できるフォルムがいいですね。

nana takizawaさん (https://www.instagram.com/nana_takizawa/)

甘酒部でのカップの使い心地の感想を伝えに立ち寄りました。
私が驚いたのは、カップとは異なる多様な作風のうつわ。
アンティークのような八角形のうつわやオブジェのようなブラックの花瓶など、同じ作家さんとは思えないバリエーションの作品はどれも魅力的でした。

posico 根ヶ山 悠子さん (https://www.instagram.com/nega_posico/)

ヘリンボーンのようなレリーフのうつわにひかれて立ち寄りました。
使われている土はリサイクルの陶土で、釉薬は卵の殻を配合しているそう。
環境に優しい材料を使ったものづくりをご本人からうかがえるのも陶器市の魅力。
また、気になる作家さんが1人増えました!

長澤万耶子さん (https://www.instagram.com/mayako_nagasawa/)

使いやすそうな落ち着いたトーンのうつわが並ぶ長澤さんのブース。
ブロンズのうつわは、アンティークのような味わいがあり、何を盛り付けるか想像するだけで楽しくなります。
テーブルにあるだけで、食事の気分が上がりそうですね!

鈴木孝江さん (https://www.instagram.com/norie_suzuki_/)

美濃焼の窯元で働きながら作陶している鈴木さん。
さまざまな模様のうつわが並ぶブースは、そこだけ小さな陶器市のよう。
色使いや柄のバリエーションが豊富で、取り扱うアイテムも食器だけでなく花器やオブジェもあるのが面白く何度か通ってしまいました。

園部智子さん (https://www.instagram.com/tomokoguma.10261026/)

白地に淡い色合いの絵付けが特徴の園部さんの作品。
手描きとあたたかみのある陶器の質感のうつわは、手にするだけでほっこりします。
また、猫の柄のうつわは、スタンドに立てて飾っておくのも素敵。
猫好きさんへの贈り物にも良さそうです。

ちなみに、雑司ヶ谷は猫が多いエリア。
そのためか、猫をモチーフにした作品がちらほら見られました。

陶工房しゅうと (https://www.instagram.com/toukouboushuuto/)

仙台市で作陶している陶工房しゅうとさん。
フリーハンドの幾何学模様のようなデザインのうつわにひかれました。
バラでそろえても素敵なので、いつか欲しいなあ…。

冬の雑司が谷でオンリーワンのうつわを手に入れませんか?ついでに手創り市や七福神めぐりも楽しもう

器を探すだけでなく、甘酒で温まったり、金継ぎに興味を持ったり、さらには七福神巡りで開運を願ったり……。
「ふゆの陶器市」は、そんな雑司が谷という街の魅力をぎゅっと凝縮したようなイベントでした。

池袋からすぐの場所にあるとは思えないほど、穏やかでクリエイティブな時間が流れるこの場所。
陶器好きの方はもちろん、新しい一年を彩る何かを探している方にも、ぜひ訪れてほしいおすすめのスポットです。

2026年の開催は終わってしまいましたが、また来年の1月、カレンダーに印をつけておいてはいかがでしょうか。
私もまた来年、新しいうつわとの出会いを期待して再訪したいと思います!

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